あさぎのおうち事

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奨学金は、諸刃の剣~我が家の3つの失敗とは

今、家計のダイエットのための節約を実践中です。家計の中で一番大きなお金が出て行くのが、家と子どもの学費でしょうか。

我が家も、例にもれずこの2つに大きなお金が動きました。家のことについては、また機会をみて記事にしたいと思います。今日は、子どもにかかったお金のことでの失敗を聞いてください。

 

 

 子供にかかった学費

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 確かに子どもの学費は、本当に大金が一挙にでていきます。我が家は子供は二人。今はもう社会人になっていますすが、よくあの時期を乗り切ったものだと思います。

上の娘は4年制大学の情報学部を卒業しました。一年間で100万程度はかかっていたんじゃないかと。

一人目の子どもは、さすがにヤバイと少しは貯めていたので、なんとかなりました。でも二人目の子どもの学費は半分くらいまでしか準備できませんでした。

二人目は男の子ですが、専門学校への進学を希望したので、学費が半分以下で済みました(ありがとう~)
2年間で、170万くらいだったでしょうか。

上の娘は大学を1年留年したので、5年間で500万程度かかりました。下の息子の分とあわせて、700万ほど払ったことになります。

 

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我が家が借りた奨学金は

今奨学金を借りて進学するお子さんが多いです。奨学金には色々な種類があります。

成績優秀なら、貸与(返さなくてもいい)のものもありますが、上の娘はそれほど成績優秀ではなかったので、日本学生支援機構の奨学金で利子付きの返済義務ありのものを借りました。

 

1 上の娘の場合

最初、東京の大学に行きたいと希望していたので、学費はなんとかなっても、生活費までは出せず奨学金を借りることにしました。

月8万の奨学金を借りる予定にしていました。結果、東京の大学はダメだったので、地元の私学になりました。

奨学金は借りたのですが、失敗を3つご披露しますね。

 

第一の失敗

奨学金を借りて、返すのは子どもだからと、自分で借りる額を決めさせたことです。

まだ返済の大変さもわからない状況での決定は、ちょっと無謀でしたね。子供はちょっとでも多い方が楽に大学生活が送れるからたくさん借りたいと思っていたようです。

たくさん借りたら、さらにたくさん返さないといけません。

 

第二の失敗

すぐに金額の訂正をしなかったことです。

娘の大学は家から通えるので生活費はいらなくなったのですが、この時期夫の仕事が不安定だったこともあり、1年間は月8万円を借りたままでした。

その後2回生からは月3万に減額して3回生の途中まで借りていました。家計の不安と娘の奨学金の額とを同列に考えてはいけません。

 

第三の失敗

それは、大学生活がスタートしたときに、奨学金を娘の通常使う口座に入るようにしたことです。

我が家の奨学金は、学費目的のものでしたが、奨学金の振り込まれる口座が娘が通常使う口座(バイト代も入ってくる)と一緒だったために、使いこんでもわからない状態になっていました。

それほどバイトをしているわけでもないのに、よくお金が続くな~とは思っていたのですが、娘は、遊びや服・化粧品を買うのに奨学金を使い込んでいたんです。

結果、20万~30万程度使い込みしたようです。その後、娘の口座をわけるようにし、親の管理としました。

たったこれだけのことが、我が家はできていなかったんだと、今は反省です。

結局合計180万ほど借りたことになります。娘はいろいろあったので、大学を5年かけて卒業しました。最後の学年の分は、奨学金のおかげでまかなえました。
現在は地道に返済をしています。月1万を15年程度かけて返済の予定です。

 

2 下の息子の場合

息子は、専門学校で奨学金を申し込みました。ただし、卒業後5年間規定の職業に就いていれば、全額免除になるというもの。これは、借りない手はありませんよね。

でも、どこで「仕事を辞める」となるかもしれないので、借りた奨学金は手を付けずにあずかっています。

仕事をやめれば、奨学金はそのまま返済します。仕事が続けば5年後に息子に渡そうと思います。保証人が必要なものだったので、ちょっと大変でしたが、今のところは、大丈夫なようです。

娘の反省は、息子の時に役に立ちました。息子の時は、もう最初から親あずかりにしてありました。

なので、娘のように使いこむということはありませんが、お金の使い方が荒いというか・・・。
節約はまだまだの息子です。

-◇-◇-◇-◇-

今、奨学金を返せないお子さんが増えていると聞きます。我が家の娘の場合も、ちょっと危険な橋を渡ってしまったかもしれません。

もう少し、親にお金に対する知識があればと思いますが、今さらですね。

これから奨学金を考えている方は、親と子と一緒にしっかりとシュミレーションをして、親主導で返済計画まで考えることをおススメします。